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《荒悠平produce series #1 横山彰乃 x 芳垣安洋》
荒悠平produce seriesについて
音楽×ダンスのセッションは、可能性が試され尽くしたとはまだまだ言えない領域です。曖昧な実験という意味ではない、実力者同士の即興をお届けします。(荒悠平)
#1 横山彰乃 x 芳垣安洋
初回に相応しいふたりが出演してくれることになりました。
横山彰乃さんは若くして成功しているダンサー、振付家でありながら、ダンス以外、たとえば映画や音楽の話をしても熱意ほとばしる、いろんな方位に興味のアンテナを巡らせている方です。共同作業において自分野の価値観に縛られて固まってしまうことはしばしば起こりますが、横山さんならそんな束縛は軽々と抜け出して自由に踊ってくれるだろうと期待しています。
芳垣安洋さんは、説明不要なくらい素晴らしい音楽家、どんな現場でも芳垣さんがいれば絶対に良い演奏が聞けると確信させてくれるようなスターですが、ダンサーを踊らせることにおいても圧倒的です。芳垣さんとのセッションは疲れます。踊らずにはいられないから。いつも楽しそうな芳垣さんがどんな顔を見せてくれるのか、楽しみで仕方ありません。(荒悠平)
1月22日(土) Saturday January 22th
open 18:15 / start 19:00 (21時閉店)
charge : 税込2,500円 (+ドリンク代別)
入場チケット購入 → https://velvet-sun.stores.jp/items/61bd72e89eadbe7b23f0149e
act :
Ayano Yokoyama 横山彰乃 (dance)
Yasuhiro Yoshigaki 芳垣安洋(Drums,Percussion)
横山彰乃
ダンサー / 振付家
長野県出身。ダンスカンパニー[ lal banshees ] 主宰。
ダンス作品制作の他、ライブやMVへの振付も行なっている。
音との繫がりのある緻密な振付で、モダン・ストリートダンステクニックをベースとしながら、派生し、感覚に着目した独自のムーヴメントを追求。性別に囚われない中性的な作品を創作している。
見落として通り過ぎてしまうような現実をファンタジックに切り取る音楽的ダンスを体現する。
YOKOHAMA DANCE COLLECTION2020 CompetitionⅠグランプリ審査員賞、Camping2020賞受賞
2021年度セゾン文化財団セゾンフェローI
芳垣安洋(よしがきやすひろ)
Drums,Percussion,Compose
関西のジャズエリアでキャリアをスタートさせ、サルサやアフリカ音楽などにも傾倒、さまざまな打楽器も演奏するようになる。「モダン・チョキチョキズ」に参加後上京。’90年代中期以降、「渋さ知らズ」、「大友良英Ground Zero」、「 大友良英ONJQ〜ONJO」、「ROVO」、「菊地成孔Date Course Pentagon Royal Garden」などのジャズ〜アヴァン・ポップを牽引したバンドのメンバーとして活動。他にも、渋谷 毅、山下洋輔、坂田明、板橋文夫、梅津和時、林栄一、スガダイロー、巻上公一、ホッピー神山、一噌幸宏、おおはた雄一、ハナレグミ、Rolly、カルメン・マキ、UA、原田郁子など様々なミュージシャンと共演、ライブやレコーディングに参加。
現在、「ROVO」「ONJQ」「El Tempo」などのメンバーを務めながら、ジャズや即興演奏のライブを中心に活動。自身でも、ジャズバンド「Orquesta Libre」、打楽器集団「Orquesta Nudge! Nudge!」、アコースティック・グルーブ・トリオ「On The Mountain」他、幾多のユニットを主宰。打楽器を中心としたアンサンブルのワークショップ、演劇、コンテンポラリーダンス、TVや映画の音楽制作などにも携わる。
欧米のジャズや現代音楽のフェスティバルへの出演、来日するミュージシャンとの共演も多く、海外では即興音楽家としての評価も高い。
荒悠平
ダンサー
2017年頃まで複数のダンスカンパニーに所属、多数の舞台に出演してきたが、その後ソロや他分野アーティストとの共作などに活動様式の主軸をシフトした。
共作の相手は彫刻家、ミュージシャン、俳優、陶芸家、画家など多岐に渡る。
ダンスの他にも、楽曲提供、劇作・演出、会社員と活動は幅広い。2019年にはマレーシアにてレジデンスを行い、その際のダンスは「巡礼」とも評された。
現在は、彫刻を着て踊る〈荒悠平と大石麻央〉、俳優・松田弘子、山内健司らとの演劇ユニット〈コココーララボ〉、フレットレスベース奏者・織原良治との即興デュオ〈floor girl〉が継続的に展開中。フロントマン的な文脈から外れたダンスを研究中。
劇場で舞台作品を発表することが偏重されがちな状況へのカウンターとして、自身の活動の他に企画やプロデュースも始めてみることにした。