※本公演は無観客のインターネット上での公演となります。
2月5日(金 ) 19:00 配信スタート
act :
塩高和之 Kazuyuki Shiotaka(琵琶)
藤田晄聖 Kosei Fujita (尺八)
田澤明子 Akijo Tazawa (ヴァイオリン)
配信URL https://vimeo.com/500730590 アーカイブは2021年2月7日まで公開
この配信は無料配信です。視聴していただいた皆様からのドネーションにより制作しております。
出演者へのサポートと配信活動へのご支援よろしくお願いいたします。
【ドネーション受付ページ】 https://peatix.com/event/1782297
出演者プロフィール
塩高和之(しおたか かずゆき)琵琶奏者 作曲家
文化としての琵琶楽を標榜し、伝統的な古典雅楽曲から薩摩琵琶の新作まで幅広く捉え、作曲・演奏の両面に於いて国内外で活動をしている。2007年には様々な琵琶楽を「文化」という視点で紹介すべく、琵琶樂人倶楽部を設立。150回以上に渡るレクチャーコンサートを行っている。
これまでに、長唄の人間国宝 寶山左衛門師、能シテ方 津村禮次郎師をはじめ、数多くのアーティストと共演を重ね、高野山、厳島神社、赤間神宮等、琵琶に縁の深い地において演奏会を多数開催。また薩摩琵琶による演奏の他、樂琵琶に於いても作曲及び演奏に積極的に取り組み活動を展開している。現在楽琵琶・薩摩琵琶の両方でCDの発表、演奏活動をしている唯一の琵琶奏者である。
海外ではシルクロードの国々へのコンサートツアー(トルクメニスタン・ウズベキスタン・アゼルバイジャン・ジョージア)の他、ストックホルム大学、ロンドンシティー大学他に招かれ演奏会を開いている。ロンドンシティー大学では、石井紘美作曲の「HIMOROGI Ⅰ」を世界初演。この演奏は、ドイツのWERGOレーベルにてリリースされた石井紘美作曲作品集「Wind Way」に収録されている。国内では東京外国語大学、明治大学、甲南女子大学、テンプル大学(TUJ)、東洋大学他で、琵琶楽を軸にした日本文化の変遷などについて講座を担当。その他NHKeテレの『100分de名著』(平家物語)に出演。日本経済新聞文化欄等でも紹介された。
現在までに8枚のCDアルバム、2枚のオムニバスアルバム、1枚の教則DVDを発表。FEIレコードを通じ、世界に向けてネット配信もされている。
琵琶樂人倶楽部、日本橋富沢町樂琵会主宰代表。静岡県出身。
塩高和之オフィシャルサイト http://biwa-shiotaka.com/
藤田晄聖(ふじたこうせい) 尺八奏者
兵庫県西宮市生まれ。都内在住。
高校1年のとき、担任の教師が嗜んでいたことがきっかけで尺八の存在を知り、高校3年間と大学4年間、都山流尺八を習う。
その後、古典本曲を志し、琴古流・海童道を高橋法聖氏に師事。琴古流本曲・海童道曲を修める。
生田流箏曲の正派音楽院楽理科を卒業。箏・三絃(三味線)や音楽理論を勉強。同研究科修了。
NHK邦楽技能者育成会第48期修了(尺八)。
自らの音を「響音(ひびきね)」と称し、人間の営みと自然とが心地よく響き合う調和を、尺八の音を通して表現・追求している。
尺八の本流である古典本曲を柱に、多くの人にその音色の響きを届けるべく、活動を展開している。
田澤明子プロフィール
桐朋学園大学音楽学部卒業、同研究科修了。在学中
第48回日本音楽コンクール第2位入賞。民音室内楽コンクール第1位、齋藤秀雄賞受賞。タングルウッド、霧島国際音楽祭等に参加し、各種の賞を受ける。
1981年ヨアヒム国際コンクール(ウィーン)入賞。
1982年イイノホールにてリサイタル、以来浜離宮朝日ホール、サントリーホール、みなとみらいホール、
フィリアホール等でリサイタルを開催。
小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団の海外公演やレコーディングに参加。
クラシックのみならずジャンルを超えて積極的に活動をしている。
これまでに村山信吉、江藤俊哉の両氏に師事。