講義の前になぜか講師がテキーラを一気飲みする。
あの伝説の企画が装いも新たに帰ってきました。
おなじみ船山センセイとジャズ批評といえばこの人、
大谷能生が、酩酊しながらジャズの歴史を紐解きます。
酔うほどにジャズに詳しくなる!
ベロベロジャズヒストリー第二回です!
第二回は
ベロベロJAZZヒストリー vol.2 ハングアウト
●テーマ:1925~45くらいまでのJAZZ (スウィングからモダン・ジャズまで)
<1930年前後の、JAZZ以外のアメリカ音楽の見取り図>
【メジャー系(資本力を背景にしたポップス)】
◆ブロードウェイの劇音楽→ハリウッドの映画音楽
・アーヴィン・バーリン
・ジョージ・ガーシュイン
・コール・ポーター
・その他、スタンダードの作曲家の作品
・ラジオの普及について
・ヴァラエティ
・ショウの発展について
【マイナー系(地方・コミュニティに根ざしたポップス)】
◆ブルース
◆カントリー・ミュージック
◆ラテン・ミュージック
・それぞれ音源を聴きながら
<JAZZ Music=ダンス音楽の全アメリカ規模での普及>
◆フレッチャー・ヘンダーソン楽団のアレンジ
◆デューク・エリントン楽団の仕事
◆ポール・ホワイトマン楽団の影響
◆「シカゴ派」について
◆カンザス・シティその他、多くのローカル・バンドの存在
<大恐慌によるスウィート・バンドの流行と「スウィング」の誕生>
◆レイ・ノーブル楽団その他のダンス・バンドの音楽
◆1936年の、ベニー・グッドマンの成功
◆1937~1941年の、多くの個性的な「スウィング・ミュージック」
◆ビッグバンド・ミュージックによるダンス/ポップス文化の完成
<第二次世界大戦下の分裂>
◆1941年、グレン・ミラーの従軍とアーミー・エアフォース・オーケストラ
◆V-DISC
◆チャーリー・クリスチャンと「ミントンズ・プレイハウス」でのセッション
◆チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピー。「ビバップ」=「モダン・ジャズ」の誕生
までを酔っ払って解説します!
talk:
大谷能生 (音楽/批評)
船山美也子 (ピアノ/音楽理論講師)
open 13:00 / start 13:30
charge ¥2,000 (+1drink, tax )
⬇ご予約はこちら / Reservation
大谷能生 / Yoshio Ootani
1972年生まれ。批評家、音楽家。96年、音楽批評誌「Espresso」を立ち上げ、02年まで編集、執筆。日本のインディペンデントな音楽シーンに実践と批評の両面から深く関わる。著書に『持ってゆく歌、置いてゆく歌 不良たちの文学と音楽』(エスクァイアマガジンジャパン)、『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』(メディア総合研究所)がある。菊地成孔とのコンビによる講義録は本書のほかに『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社)、『東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録』(全2巻、文春文庫)、『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』(エスクァイアマガジンジャパン)がある。
船山美也子(ピアノ・音楽理論講師)
1981年生まれ
幼少の頃よりクラシックピアノを始める。
高校卒業後、洗足学園音楽大学音楽学部ジャズコースに入学。
2004年冬Berklee College of Music(Boston,MA)を卒業。
2005年夏に日本に帰国し、洗足学園大学を卒業。
帰国後はジャズピアニストとして自身のバンドでのライブ、様々なミュージシャンやバンドのライブサポート、ツアー、映画音楽のレコーディング等に参加。
キーボードマガジン、サウンド&レコーディングマガジン等への執筆。
音楽教育にも勢力的に力を入れ、全国の幼稚園・小学校・中学校での芸術鑑賞会での演奏、
2011年春~立命館大学大学院応用人間科学研究科増田梨花
教授とともに絵本を読み聞かせながらジャズの演奏をする活動に参加。
東日本大震災の被災地での演奏を重ねる。
5年間の大手楽器店音楽教室のジャズピアノ講師を経て、2011年に独立。
新宿区下落合で音楽教室『BBミュージックアカデミー』を始める。
洗足学園大学ジャズコース公認インストラクター。埼玉県八潮市音楽大使。BBミュージックアカデミー代表。一児の母。