MJQT:大谷能生(A.sax/CDJ/etc)、吉田隆一(B.sax)、坂口光央(Key)。「MJQの曲をトリオでやる」というコンセプトの元に、ジャズ史上の奇曲・珍曲をレパートリーにして、「モダン・ジャズという音楽が実はいかに異様な音楽なのか」ということをリズムレス・トリオの空中戦で実演するグループ。しばらくの休止期間を経て、満を辞して、今回はチャーリー・パーカーの楽曲をリズム歌謡として演奏します。
act :
MJQT
大谷能生 Yoshio Ootani (A.sax/CDJ/etc)
吉田隆一 Ryuichi Yoshida(B.sax)
坂口光央 Mitsuhisa Sakaguchi (Key)
open 19:30 / start 20:00
charge 2,500yen (+1drink, tax)
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谷王 a.k.a. 大谷能生 Tanioo a.k.a. Yoshio Ootani
1972年生まれ。批評家、音楽家。96年、音楽批評誌「Espresso」を立ち上げ、02年まで編集、執筆。日本のインディペンデントな音楽シーンに実践と批評の両面から深く関わる。著書に『持ってゆく歌、置いてゆく歌 不良たちの文学と音楽』(エスクァイアマガジンジャパン)、『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』(メディア総合研究所)がある。菊地成孔とのコンビによる講義録は本書のほかに『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社)、『東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録』(全2巻、文春文庫)、『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』(エスクァイアマガジンジャパン)がある。
吉田隆一 Ryuichi Yoshida (SF音楽家)
1971年、東京出身。バリトンサックス奏者。中学校の吹奏楽部でバリトンサックスを手にする。91年に林栄一『林管楽交』に参加。バリトンサックス無伴奏ソロ開始。97年に藤井郷子オーケストラに参加。同時期に『渋さ知らズ』に参加。98年、2000年のヨーロッパツアー全日程に参加する。’99年、浜松ジャス・ウィークに『高瀬アキ・スペシャル・オーケストラ』のメンバーとして参加。2000年、『東京中低域』に参加。2006年脱退。2008年10月『SXQ(松本健一SAX Quintet)』によるロシア・リトアニアツアーに参加。2009年8月『アラン・シルヴァCelestrial Communication Orchestra』に参加。
2005年”SF+フリージャズ”トリオ『blacksheep』(吉田隆一bs,後藤篤tb,スガダイローpf)結成。doubt musicより『blacksheep/blacksheep』『blacksheep/2』を発表。2013年、第51回日本SF大会”こいこん”にて招待演奏を行なう。2014年、後藤篤の脱退に伴い『blacksheep2D』(w/大谷能生pc,∞羊子ちゃん)『blacksheep 3D』(w/スガダイローpf,石川広行tp,常田大希cello&ds)と称するユニット等を軸に、さらに新垣隆、西島大介らと共に文化諸相の混在を図る。アニメ、SFに造詣が深く、雑誌やミニコミ誌等に論考やレビューを発表している。
坂口光央 keyboard/synthesizer奏者
1980年生、京都出身。 関西での演奏活動を経て、2008年より東京を中心に活動するkeyboardsynth奏者。 エフェクティヴなキーボードや複数のシンセを同時に駆使し、即興演奏や実験的なプロジェクト、 プログレバンドからポップスバンドサポートまでその活動の幅は多岐にわたる。 2012年2ndソロアルバム『Aerophotonic』をリリースしたほか、自身のリーダーバンド『stand alone-404』、一樂誉志幸との『guru host』、 doubtmusicよりナスノミツルの『teneleven』、大島輝之との即興作品『wormhole』、などをリリース。 また坂田明ユニットや石橋英子withもう死んだひとたち、MACHINE AND THE SYNERGETIC NUTS、見汐麻衣のMANNERSなどに参加するほか、山本達久ら多くのミュージシャンとセッション、ライブを行っている。