多彩なキーボードプレイを持ち味としオルタネイティブな現代ジャズを実践してきた坪口昌恭、ギターのかっこよさとハイセンスなロックフィールをアピールする西田修大、ダブ・ステップ以降の音色にこだわったハイパーなドラミングでクラブを沸かせる大井一彌という、フィールドの異なる3人が共通の美意識の元にタッグを組み、テクノをあえて人の手を介しミクスチャーミュージックとして表現することにこだわったユニット「Ortance」、2018年春始動。Flying Lotusの「LA」全曲カバー以外は全て坪口の作曲であり、シンセサイザーに彩られたアンサンブルの中に、コアな要素としてアコースティック・ピアノのクラシカルな音構造が息づいている。坪口が自ら担当するシンセベース、楽音だけでなくノイズエフェクトの要素が色濃い西田のギター、マシーナリーだからこその色気を醸し出す大井のドラムなど聴き所満載だが、何より、これまで坪口を印象づけていたジャズ・アブストラクト、ポリリズムといったトリッキーな要素は影を潜め、リスナーが思い思いの映像やストーリーを心に描けるような、深層心理に迫るサウンドスケープを持ち味としている。
act :
Ortance
坪口昌恭(Masayasu Tzboguchi):Synthsizer, Synth.Bass, Piano
西田修大(Shuta Nishida):Guitar, Effect(from 中村佳穂BAND, 石若駿SongBook)
大井一彌(Kazuya Oi):Drums with Trigger System(from Yahyel, DATS)
Opening Act: 荘子it
open 18:30 / start 19:00
charge ¥2,500 (+1drink, tax )
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